データ提出加算のエピソード(1)

2021.08.10

アクシーの坂口(医業経営コンサルタント)です。


新型コロナウイルスが猛威を振るう中、マスク生活は例年以上に暑さが身にしみますが、身の安全は何物にも代えられないですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて本日は、経過措置期間の終了が迫るデータ提出加算について、弊社が経験したエピソードを紹介させて頂きます。

 

某地域の病院より、試行データの提出をサポートして欲しいとの連絡を頂きました。

8月22日の1回目の提出期限を超えていたため、いつの試行データ?という疑問はありましたが、翌日、連絡頂いた病院へ訪問しました。

 

状況把握をさせて頂いたところ、データ作成方法がよくわからず、形式チェックをかけないまま、それぞれのファイルをCD-Rに書き込んで提出したとのことでした。

 

結果、厚生局より正しくデータ作成を行えていないとされ、指定の期限までに試行データを提出するように言われたそうです。

 

その指定期限ですが、なんと・・・・!

訪問した日を入れて2日間しかありませんでした。翌日の消印で郵送しなければなりません。実質、本日中に完成させなければならない状況でした。

 

様式1入力ソフトは無料提供版ソフト、Hnファイルも同様です。

退院患者数は月50件程度、一般病棟とその他病棟があるため、転棟した場合は、1人の患者に対して2つ以上のレコード作成が必要になるため2カ月間で183レコードであったと記憶しております。また、様々な理由から全てのデータを1から作成する必要がありました。

 

14:00から作業を開始し、完成したのは、2:00過ぎでした。

本日中に完了とは行きませんでしたが、12時間で試行データを作成することができました。

 

このような危機的状況でも、弊社にご依頼頂ければ医療機関様のご負担は0、スピード対応が可能です。

今回、経過措置が迫る医療機関様にとっては、事務職員様の業務量の増加、超過勤務の増加が懸念されますが、特に、事務職員様に業務責任がのしかかることを1番心配しております。

まずは、お問合せ頂ければ丁寧にご対応させて頂きます。お気軽にご連絡ください。

 

最後に・・・

データ提出加算の第2回目期限(8月20日)まで10日となりました。2回目での申請を予定されている医療機関様は様式40-5の申請をお忘れ無いようにしてください。